60歳・65歳で住み替えを検討する意味

query_builder 2022/06/08
住み替え
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昨今の社会の急激な変化に伴い、働き盛りの方はもちろん、もうすぐ定年を迎える60代の老後の住まいに対する考え方にも変化がみられているように思います。  


20代~50代では多くの会社でリモートワークが取り入れられ、場所にこだわらず仕事が可能になりました。

その為、相場の高い都心を離れて同じ価格で倍の広さを求めて自然豊かな郊外に住み替えるケースが増えています。

もちろん家の広さの中には仕事部屋であるプライベート空間が必要であるという理由も含まれているのだと思います。

現にリゾート地として人気の高いエリアは物件自体が不足気味です。

別荘として利用されている住戸が居住用として購入されていくケースはこれまでにない変化です。  


また、現在60歳以上の方の住まい(持家)は築30年以上経過していることが多く、大きなメンテナンスや家族構成の変化に伴うリフォームなども必要な時期になっています。

子どもの独立や定年退職を迎える時期です。

子ども世代は既に住まいを確保しているケースが多く、実家を相続して子どもが住まうこと自体なくなっています。

その為、持家を売却してコンパクトな住まいに住み替え、現金を少しでも手元に残し、充実した老後を過ごしたいと考えている方もいらっしゃいます。

このタイミングで住み替えを検討することで、その先の人生プランも同時に見直す良い機会なのかも知れません。  


・団塊世代の34.4%が「定年後に住まいを替えたい」


※(株)LXIL「団塊世代住まい及び庭に関する意識調査」より


以下住み替えの主な理由です。  


・水廻りの設備が古くなりリフォームしたいが、劣化した配管なども一緒にリフォームすると金額大きくなってしまう。また、外壁・屋根の修繕もそろそろ必要ではと考えると、金額的に住み替えした方が良い気がする。


・子どもが独立して、現在のような広い住まいは不要になった。維持費も掛るのでもっとコンパクトな住まいに住み替えたい。


・自身が高齢になると車いすや杖を使うこともある。その為には床をバリアフリーにしたり建具を替えたり家中のあらゆる場所に手摺りをつけたり、やはり大規模なリフォームが必要になる。新築のバリアフリーマンションを検討したい。


・海や富士山が望める、緑の多いところでスローライフを楽しみたい。


・郊外に住んでいるが、近隣に生活便利施設が乏しく老後を過ごすには不便である。近隣に生活便利施設の揃ったもう少し栄えた場所に住み替えたい。


・子どもも独立し、夫婦で別々の暮らしがしたい。


・高齢の親の介護をするため住み替えたい。  



本当に理由は様々ですが、子どもが独立したタイミング、会社を定年退職したタイミングは自身のセカンドライフを考える特別な機会なのです。  


そして、若く体力もある頃に比べると、60代70代80代では健康への不安が増してきます。

現実的に80代で新しい土地に住み替えることは容易ではありません。

住まい探しから契約・引渡し・引越し・新しい土地の把握は体力を必要とします。


そういった意味でも60歳・65歳のタイミングで一度具体的に老後の人生設計を見直し理想のセカンドライフをイメージすることで、その後の過ごし方は大きく変わってくるのかも知れません。

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