持家に住まいながら老後資金を確保する!リバースモゲージとは

query_builder 2022/06/18
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令和4年4月からの、厚生労働省が発表した老齢基礎年金は、国民年金(自営業・アルバイト、業務委託などで厚生年金に加入していない方等)の年金額は40年払い続けて1人1ヶ月約6万4816円です。

※令和3年度から0.4%引き下げになりました。


また、厚生年金(会社員・公務員の方)では、 夫:会社員、妻:専業主婦の場合、夫婦2人分として標準的な年金額は約22万1500円です。 そして、これらはあくまでもモデルケースです。  


では、現時点で受給権をもつ方の実際の受給額の平均はと言うと、 令和2年度、国民年金が5万6252円、厚生年金が14万4366円です。 厚生年金として9万円弱が上乗せされています。  


また、厚生年金に関して男女差があり、男性平均16万4742円に対して、女性は10万3080円となっています。

※厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」(令和2年度)より


この約6万円の差には、女性は妊娠や出産子育て期間に一旦専業主婦になったり、その後はパートやアルバイトに転身したりして、厚生年金期間が短い事が理由と考えられます。  


もし夫婦が自営業で、頑張って40年間しっかり国民年金を支払っても、シングルマザーで産後に正社員で頑張って働いても、老後に年金だけで生活していく事は厳しいのが現実です。  


そこで、老後資金調達のための方法として「リバースモゲージ」があります。  


リバースモゲージとは金融機関や都道府県の社会福祉協議会から、自宅を担保に生活資金を借り入れできると言うものです。


金融機関等は借入人が死亡した際に不動産を売却しその売却金で資金を回収する仕組みです。



住宅ローンの支払いがまだ残っている場には、リバースモゲージの借り換えをすれば、月々は利息のみの返済で済むので支出を抑えることが出来ますし、 自宅に住み続けながら老後資金を調達出来るので、老後の生活をより豊かにしたい方や老後資金に不安を感じている方から、近年注目が集まっています。  


注意すべき事は、担保不動産の資産価値を基準とする貸付額なので、借入期間内に担保不動産の資産価値が大幅に下がってしまった場合は、利用可能額の減額や差額の返済を求められることがあります。 また、亡くなった後に売却金額が借入金額に満たない場合は、その返済は相続人に及ぶと言う事です。


その為、実際利用するには審査や相続人の同意等を必要とします。


自宅に住まいながら資金を調達するという意味では「リースバック」を活用する方法もありますが、こちらの違いについては次回お話していこうと思います。

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